「小玉りんご」ってなに?

 スーパーなどで袋に6個とか8個とか入って売っているりんごは、 1個ずつ売られているものよりもちょっと小さめですよね。 品種を問わずこのような小さめなりんごを、生産地のほうでは「小玉りんご」と称しています。 小玉りんごが出来る要因は、気象条件(春の生育が遅くなった場合など)や栽培管理が影響します。 

 いったい「小玉りんご」とはどのくらいの大きさからのものをいうのかといいますと、 青森県の県外出荷規格条例によれば、 果実の重さが210グラム以下10キロのケースに 46~50個入るものとされています。 

 この小玉りんごは果実の大きさこそ小さいですが、 味は普通サイズのものとなんら変わりませんし、 年明けの1月以降に食べる場合は大きい果実に比べて味が濃く濃縮されていると感じるくらいです。 また、硬さも保たれ、果実内の障害も少ないようです。 最近、関係機関の消費地調査では「りんごが大きくて食べきれない」という意見もあるようですので、 小玉りんごは食べきりサイズにはもってこいです。 

 しかし、生産者にとって小玉りんごの最大の問題は市場での取引価格が安いということです。 こうした小玉りんごを少しでも付加価値をつけて売ろうという取り組みはいろいろと行われていますが、 コラムでも紹介したように 地元青森県の高校生たちが行っているということは心強い限りです。 中でも青森県立柏木農業高校では「ポケットりんご」と商標登録申請・取得するなど活発な活動をしております。 

コメントを残す