世代交代

16年3月16日午後5時

 今日は朝から一日裏のりんご園で剪定作業をしてました。天気もよく、まさに剪定日よりの一日でした。 それにしても剪定作業は疲れます。肉体的にというよりも精神的に疲れます。

 さて、今日も精神力と集中力が切れてきたので、剪定作業を終わろうと 梯子のうえに腰掛けてちょっと一息つきながら3本ほど向こうの林檎の木に目をやると、 昨年の9月14日の台風の時に大きな傷を負っていた「王林(おうりん)」(林檎の品種の名前です)の老木が、 ついに力尽きて、大きな枝ごと折れていたのが目に入りました。

台風の時に大きな傷を負っていた王林の老木

 おととしまではたくさんの黄色い林檎を成らせていたのに…。台風の次の日、 親父と一緒にかけた枝に何本も添え木をして、何とか昨年はその枝から林檎を収穫することが出来ました。 本当に感謝してます。でも今年はもう無理です。

 この樹は多分、私の祖父が植えた樹だと思います。 この樹には沢山の林檎を成らせる小さな枝を付けるための基となる大きな枝、主枝(しゅし))があと2本残ってますが、 この枝も病気にかかっているのであと何年ももつ事はないでしょう。

 3年程前の春、私はこの木のすぐ側に、同じ「王林」の苗木を植えました。あと数年で、 この老木は根元から伐採されて、その場所は私が植えた苗木に取って代わることとなります。

 りんご園からの帰りしな、この2本の樹を見たら、老木が若木に「あとは頼んだよ」といってる気がしました。 今は亡き祖父も私にそう思ってくれてるのかな?そう思ってくれてると信じたいものですね。

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