何とか助けてあげたい!! またもや雹が・・・

写真はもう少しで収穫を迎える“ひろさきふじ”の被害です。

去る9月26日の日没から深夜にかけて、県内の一部にまたもや雹が降りました。 なかにはあと数日で収穫をする予定だった『ひろさきふじ』などの品種もあり、生産者は途方にくれています。

今年は、9月に雨が多かった影響で、9月下旬から収穫を迎える予定であった品種については、 着色はまずまずでも、なかなか糖度があがってきませんでした。 ですから生産者は少しでも美味しいりんごをという想いで、いつもの年よりも長く成らせていたのに・・・

こちらは、10月20日頃に収穫を迎える“ジョナゴールド”。いずれも被害は深刻です。 なぜかというと、収穫を間近にした果実が傷を受けた場合は、傷口が乾きにくく、変色してしまうからです。

こちらは春に(5月26日と6月13日)被害を受けた傷跡です。(傷は深刻ですが乾いています)

こうした被害を受けて、県や市町村がいろんな救援対策を講じてはくれています。 またスーパーなどの量販店では“被害農家支援セール”と称して、被害果実の販売をしています。

しかしあえてハッキリいいます。

消費者が被災農家救援のためと善意で買ってくれている思いは伝わりますが、 金銭面ではまったく届いていないのが実情です。被害果実は安く買い叩かれてしまっています。

因みに財団法人青森県りんご協会が発行している『りんご指導要綱~平成20年度改訂版~』によると、 りんご10アールあたりの生産費はおよそ41万円。これには労働費(約29万円)も含まれていますが、 りんご農家は月給をもらっていないのがほとんどなのでそれを差し引くと12万円となります。

そして青森県の10アールあたりのりんご生産量はおよそ2100キロですから、 りんご箱に換算すると105箱ということになります。

つまり、10アールあたりの経費÷収量=一箱あたりの原価となるわけですが、 全く労働費を見ないで経費だけという場合で、一箱原価は1,140円となり、 労働費を見た場合は一箱当たりの原価はおよそ3,900円ということになります。

計算していてバカらしくなってしまう思いですが、いまのところ被害果実の取引価格は一箱300円程度。 資材費も払えないということは明白です。

いつもの年であれば、ほんの数%しか出ない加工分については生産者も引き取ってもらえて助かっていますが、 すべてのりんごがこの価挌で取引されたら悲惨です。 ですからわたしは、何とか助けてあげたいんです!同じりんご作りの仲間を!!

ですからこんな被害のひどいりんごが痛む前に、早急にりんごジュースを搾って、 少しでも所得を確保してあげたいのです。この想いに賛同してくださる方がございましたら、 是非ご一報いただければと思います。みんな信頼できる生産者です

コメントを残す