千秋(せんしゅう)

 「千秋」(せんしゅう)という品種は、1966年(昭和41年)に秋田県果樹試験場で「東光」に 「ふじ」をかけあわせてできた品種で、1978年(昭和53年)に当時の秋田県知事が命名しました。 

 この品種はとにかく美味しい!とてもジューシーで適度な酸味があってわたしは「ふじ」よりも食べて好きなりんごです。 

 しかし、全国的にこの品種はいま減産傾向にあります。その理由は ツル割れ(詳しくはこちらでどうぞ)」が出やすく、 果実もやや小さい(300グラム前後)ということです。 この品種の場合はツル割れの対策として果実が小さいうちに袋を掛けてやることが不可欠です。

 ただし、この品種の最大の魅力「食味が良い」ということから、各県の試験研究機関や民間で新品種を作る際の掛け合わせ用の親品種としては大活躍していまして、「未希ライフ」「シナノゴールド」をはじめ、 まだ未発表のものも含めて数多くの有望な品種を生み出しています。 

 我が家でも10年以上前に一度はなくなってしまったのですが、何よりも私が食べたいということで7年前に苗木つくりから初め、 昨年から本格的に果実の収穫が復活しました。 

 「ツル割れ」や「果実の大きさ」など問題はありますが、その欠点を出さないようにしなければいけないという 栽培上の技術が必要でその「駄々っ子」ぶりも最近ではかわいらしく思える品種です。

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