りんごの苗木を植えました
5月2日、長女の珠星(じゅせい)とりんごやブルーベリー、モモなどの苗木を植えました。 この日植えたりんごの品種は、北斗と紅玉の2品種。 紅玉は40年ほど前までは主力品種でしたが今はだいぶ生産量も減りました。 でも最近ではジュースや料理などにはやっぱり紅玉が一番ということで、改めて植える農家も出てきました。 もう一方の北斗は、蜜が入って大変おいしいのですが、とにかく作りにくい品種ということで、 だいぶ違う品種に更新されてきました。ですが、やっぱり食べておいしいということで今回2本、 自分たちで食べるように植えました。
いま我が家ではりんごで13種類の品種を作っています。中には栽培上作りにくい品種も数種類ありますが、 市場に出荷して高値で取引される品種よりも、自分が食べておいしい品種や果物を作っていこうと思っています。
りんごの苗木を植えました
シイタケが取れ始めました
2年前の冬に、娘たちときのこの菌を植え付けたホダ木からシイタケが生え始めました。 きのこは普通秋に取れますが、ホダ木で栽培した場合は春と秋の年2回収穫をすることができます。
シイタケが取れ始めました
シイタケの栽培は次女の利空(りくう)の係りで、お小遣いにもなるので、朝夕の水やりも一生懸命です。
朝夕の水やり
ニワトリも卵を産み始めました
冬の間は、卵をほとんど産まなかった鶏たちも、春になって日が長くなると卵を毎日のように産んでくれます。 このニワトリの世話は長女の珠星の係りで、この卵が長女のお小遣いになります
ニワトリも卵を産み始めました
モモの芽欠きです
モモの芽欠き
モモの芽欠き作業です。大きく美味しいモモを作るには欠かせない作業で、 枝の上のほうについている花芽を欠いてやることで、花を咲かせることによる木の負担を少なくしてやります。
私は、子供たちでもできるような作業はどんどん手伝ってもらうようにしています。そうすることで、 食べ物がどのように育っていくのかを知ってもらうこと、 また、食べ物を粗末にしないようになってほしいと思っているからです。
お小遣いにしても、ただあげるのではなく、きちんと責任をもたせて何かを任せることで自分の役割を自覚してもらい、 お金だけでなく働くということの意味と物を大切にするということを伝えたいと思っています。
以前、ニワトリ小屋の戸を開けっ放しにしていたことがありました。 その時、野良犬によって全部のニワトリが殺されてしまったことがありました。 子供たちは初めて生き物が残酷な形で死んでる姿を見たと思います。大変なショックだったとは思いますが、 貴重な経験だったと思います(ニワトリたちには悪いですが・・・)。 自分たちが管理しているのは卵を産むものではなく、命だということをわかってくれたはずです。
幸いわたしにはりんご園という土地があります。そのおかけでこんなことができています。 このりんご園での様々なことを通して自分の子供たちだけでなく、友人知人や地域の子供たちなどに、 学校などでは学べない何かを学んでほしいと思っています。