葉っぱが落ちちゃう!“えそ斑点病”について

『つがる』という品種を中心に、8月上旬頃から葉っぱが黄色くなり、その後茶色くなって落葉してしまうことがあります。

りんごの葉っぱが黄色くなって落ちる障害には、病気が原因なことのほかにも過度な干ばつや、日照不足、多雨、微量要素の欠乏などの条件でも起こります。

葉っぱの変色具合や、どの部分の葉っぱが落ちるのかによって原因は特定できるのですが、そのなかから今回は『えそ斑点病』を紹介します。

まず写真のような症状を『えそ斑点病』といっておりますが、実は病気ではないのです。ほかの農作物に“えそ斑点病”という病気があって、その症状に似ているのでこのような名前がつけられましたが、病気でないので病原菌は検出されません。ですから正式には『えそ斑点病状症状』というのが正しいのでしょう。

先端の葉っぱには被害が少なく、枝の中央部から基の葉に発生が多く、品種では『つがる』が特に発生が多く、『千秋』『世界一』などにも被害が出やすい品種です。

黄色くなった葉っぱは落葉してしまいます。

この障害が起こる原因は日照不足や高温乾燥、長雨などが影響していると思われており、今年(平成21年)は特に7月にはいってから天気のいい日がなく、降水量も平年の2倍くらいということから、『つがる』を中心に各地で多発しております。

症状の出始め

また、病気ではないので防ぐ対策はなく、天候次第というのが現実ですが、排水の悪い園地で特に被害が多いような気がするので、排水対策をよくすることも対策と思っています。

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