我が家のりんご園は3カ所に分かれてありまして、自宅裏に130アール、車で3分位のところに30アール、同じく5分くらいの所に40アールに分けてあります。 理由は霜や台風などによる気象災害の危険分散という目的もあります […]
りんごの病気やキズについて
7月頃の被害果 収獲果の被害 写真はりんごの害虫『ナシマルカイガラムシ』(サンホーゼカイガラムシ)による果実被害です。 この虫はマイナーな害虫ですが、殺虫剤を減らしているような園地で近頃見られるようになってきました […]
りんごを作るうえでとても大切なのは病害虫を上手に防除することです。 りんごに大きな被害をもたらす病気や害虫はざっと数えてもそれぞれ20~30種類は軽く上げることができます。 また、温かい長野県などの産地と、涼しい青森など […]
『つがる』という品種を中心に、8月上旬頃から葉っぱが黄色くなり、その後茶色くなって落葉してしまうことがあります。 りんごの葉っぱが黄色くなって落ちる障害には、病気が原因なことのほかにも過度な干ばつや、日照不足、多雨、微量 […]
写真は直径およそ7センチになる、6年生の若木ですが、寝際部の樹皮が何者かにかじられてます。 樹皮が3分の1くらい残っていれば専用のテープを巻いたりすればなんとか持たせることも出来ますが、それ以上の被害の場合は、後の生育も […]
りんごが成っているときに風が強く吹いたりすると、りんごの周りの枝なんかにこすれて、 写真のような傷がついてしまいます。 「ツル割れ」したものと同じで食味には問題はないので、当園では「家庭用りんご」としてご案内しており […]
果実に起こる生理障害のひとつに「ツル割れ」があります。この障害はツルの元の部分に亀裂が生じるもので、 「ふじ」や「千秋」といった品種に特に多く発生しますが、「王林」や「つがる」「ジョナゴールド」には ほとんど発生しませ […]
りんごの果実のお尻部分に写真のような黒く少しへこんだ斑点状の症状が見られることがあります。 これは果実の生理障害のひとつで「ビターピット」といいます。 被害部の果肉は褐色のコルク状になっていて、食べると苦味を感じま […]
りんごは、開花後、授粉がしっかりできて、その後の気象条件にも恵まれると、写真の通り、真ん中の果実が、 周りの果実よりもひと回り大きく、ガクの部分もしっかりとすぼまってきます。 りんごは真ん中の果実(中心果)に良い果実が成 […]