工藤農園について

COMPANY

代表紹介

プロフィール

代表取締役 工藤 貴久

1972年、弘前市生まれ。工藤家の祖先は津軽藩士族で私が9代目。
自ら2.5㌶(およそ7,500坪)のりんご園を栽培管理、試作中の物も合わせると約20種類のりんごを栽培。
工藤農園を営みながら、公益財団法人青森県りんご協会の職員として青森県内はもちろん、全国のりんご主産地に赴き、生産者や研究者などとの交流を重ねる。韓国、中国、イタリア、オランダ、ドイツ、ニュージーランドなど海外のりんご事情も視察。

出演・書籍など

NHKの“ブラタモリ”や“ご近所の底力”“旅ラン”をはじめ地元テレビ番組などへの出演多数。
地元ラジオ・FMでは特派員や“津軽偉人館”などにも出演。
“にじんだ星を数えて”“心が折れそうになった時”など、これまでの取り組みを紹介した書籍や教材なども。現代農業(農文協)への執筆も行う。
りんごを通じこれまで幾多の困難を克服してきた経験や新たなアイディア創造などから、経営者団体や行政などからの講演依頼も多い。
TRAIN SUITE四季島でのりんごの案内など、りんごに係る諸依頼が多数。

りんごへ対する想い

青森県のりんごの歴史は、明治8年に3本のりんご苗木が県庁に届いたことに始まります。その後、旧藩士の失業対策で始まったりんごですが、その当時から旧士族としてりんご作りに取り組んでいるのは当家が最後の1軒です。

いまは亡き先代からりんご園を継承した頃は、りんご有史以来最大級の被害であった平成3年のりんご台風の傷跡が大きく、園地は通常の生産量の数分の1しかありませんでした。園地には傷ついたり病気に侵されている樹ばかりでした。経済的なダメージも甚大で、1本1,000円程であったりんごの苗木を買うお金も惜しむほどでした。そこで、私の娘(2人)が生まれるたびに、苗木を自ら作ることで、わが子と同じようにりんごを育てようと思ったのが今では懐かしい思い出です。

それからも台風や豪雪、降雹など何度も何度も自然災害にあってきましたが、その度にいち農家というよりも、私のところに集まってくれる仲間や本県のりんご産業のためにどのようにすればその難局を乗り切っていけるのかを思案し取り組んできました。
いまの自分が、そして当園があるのは、連綿と続いてきた青森りんごに携わってきた先人の教えや書物、口伝、栽培技術があってからこそであり、ご縁を頂いたたくさんの方々のおかげがあってこそのことです。

会社情報

商号
株式会社工藤農園
所在地
〒036-8261 青森県弘前市茂森新町3丁目2-6
TEL 0172-34-7821
FAX 0172-37-0144
営業時間:8:00~17:00(土日祝日除く)
創業
1877年頃
設立
2018年8月1日より法人化
代表者
代表取締役 工藤 貴久
事業内容
りんご生産
りんご販売
りんごジュース販売
りんご加工品販売
※りんごのことなら何でもご相談ください。
認定
エコファーマー認定 認定番号:中南-2146
適格請求書発行事業者
登録番号
T6-4200-0101-6286

アクセス

株式会社工藤農園
〒036-8261 青森県弘前市茂森新町3丁目2-6
directions_walk 弘前市りんご公園より徒歩10分
directions_car_filled JR東日本「弘前駅」から車で10分

沿革

  • 当家のりんご栽培の始まり

    明治8年に始まった青森りんご。士族の失業対策の一環として始まったりんご栽培ですが先祖が士族で当時からりんご作りを継続しているのは当家だけです。

  • 完熟りんごジュース開発

    昭和60年11月。試作に試作を重ね、ついに工藤農園オリジナルの完熟りんごジュースが完成しました。

  • アップルキューブ開発

    令和元年10月開発。無添加、無香料、無着色の自然のままの美味しさと、サクサクとした食感が大人気です。

1877年頃
工藤農園としてりんごの栽培を開始
1985年11月
完熟りんごジュース開発
2008年4月
園地1.6haから2haへ拡大
2016年4月
園地2haから2.5haへ拡大
2018年8月
株式会社工藤農園へ商号変更、法人化
2018年10月
野菜畑0.5ha購入
2019年10月
アップルキューブ開発