「ごっくん馬路村」の村おこし―ちっちゃな村のおっきな感動物語

(大歳 昌彦著、日本経済新聞社)

いまや大抵の道の駅なんかでお目にするゆずのジュース「ごっくん馬路村」は 飲んだことがある方もけっこういるんではないでしょうか。 コマーシャルも馬路村の空気が感じられるようなほのぼのした雰囲気がとてもいいですよね。
馬路村とは高知県の山の中にある人口1,200人ほどの小さい村。その村の農協の課長、 東谷さん(著者いわくただのおっちゃん)がゆずジュースを販売を手がけていく上で起こった 様々なエピソードが紹介されています。登場する村長も役所や農協の偉い方々も一村民の「ただのおっちゃん」で、 村民みんなが馬路村のことが好きなんだという想いが伝わってきました。
馬路村農協では「ごっくん馬路村」をはじめ、たくさんのゆず加工品を全国にひろく販売していているようですが、 そこまでいたるまでの経営戦略や人心掌握術のポイントのようなものも伺える一冊。 農産物の産直販売している人はもちろん、営業サラリーマンのためにもきっと参考になるのでは。
著者の大歳さんの文書も非常に読みやすく是非お勧めの一冊です。

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